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ギャラリー山元
山元千里 作品
山元千里作品を掲示
題 「せかい」
パステル
足下から現実と空想の世界を見ていた時
第46回大分大潮展出展
題 「話したい」
ふたつの視点
何を見てどう思う？
自分の目でもあり
誰かの目でもある
話したい
題 「パステルな空」
廃屋の上を見上げた
まるで違う色の空が
こちらを見ていた
「話したい」
何処にいて
何を見ているの
話したい
「目」
猫の目
自分の目
何かを見ている目
「歩こうか」
この道を
向こうまで
歩こうか
「陽のあたるところ」
ここに
温かいものが
あったらいい
「あぜ道を行こう」
緑の苗が
揺れる 香る 光る
ずっと向こうまで
パステルで水の中を描こうと
覗きこむ
川底に石
その上に水
そして草が少し揺れている
母が
広げて干している
重ならないように
動かして
雨の日
誰もいない大銀杏の前
落ちる葉と一緒に
椅子が踊って
12月 早朝
冷たい風が吹いて
立っていると
寒い
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